彼女が彼氏を誘うときのハンバーグの作り方
ぼくが彼女に作ってもらいたい料理第一位はハンバーグです!
みなさんもハンバーグ作ってもらいたいですよね。
でも、肝心のハンバーグが美味しくないと破局のタネです。
ハンバーグの種と破局のタネが見事にかかりましたがそんなことは置いといて。
「普段あまり料理なんてしないんです…」
って女の子は彼氏にご飯を作ることを甘く見てはいけません。
「ああ、美味しいよ」
と言っておきながら彼氏は
「んー、30点」
とか思ってます。
なので世の中の「彼女」のために
エリート理系のぼくが「彼氏の胃袋をつかむ」
いや、
「彼氏の胃袋をひねり潰す」
ためのハンバーグのレシピを考えました。
彼氏にとってまず重要なことは量的な満足感です。
めちゃめちゃ旨いハンバーグが
「ごめんね、、今日は一口しかないの。。。」
なんてなったら、これまたその場で破局です。
しかし満腹にさせすぎてもいけません。
食事の後のために余力は残しておきましょう♡
程よい満腹感は「腹8.5分」で得られる気がします。経験的に。
(腹八分ではちょっと少ない気がします)
ところで胃の容量はおよそ3Lと言われています。
消化にかかる時間を考えると一度の食事の限界は2kgだそうです。
これの8.5分は1.7kgです。
ですが!!
1.7kgのハンバーグのカロリーは3800kcal。
これは1.5日分の摂取カロリーになるので胃袋が本当に潰れてしまいます…。
気を取り直して20代の一日の摂取カロリーを目安に考えるのが妥当そうです。
20代男性1日:2300kcal
20代女性1日:1800kcal
彼氏は夜しっかり食べる派として三等分+αの900kcalくらい
彼女は「夜食べると太っちゃうから♡」とあざと可愛い系彼女を目指しましょう。
だから、三等分した600kcalくらい。
ご飯は1人あたりだいたい300kcalらしいので
二人で900kcal分のハンバーグを目指すことにします。
これすなわち400gのハンバーグに相当します。
次に重要なのはジューシーさです。
溢れ出る肉汁、これこそが胃袋をひねり潰す秘訣です。
たくさんの裏ワザが公開されていますが
- 肉の5%のマヨネーズを加える。
- パン粉は入れすぎてはいけない。
- 氷を加える。
1.マヨネーズには乳化した油が肉のたんぱく質の結合をまろやかにしてくれる効果があるようです。
2.パン粉に牛乳を浸してつなぎとするのは日本独特の作り方らしいです。
が、入れすぎると牛乳の臭みと食感のぼやけを引き起こします。
3.低温でタネを仕込む物理的な裏ワザです。それでいて水っぽくはならないらしいです。
作っていこう
二人前
調理時間:30分
予算:350円くらい
- 合い挽き肉 300g
- 玉ねぎ 1/4玉
- パン粉 大さじ3杯
- 牛乳 大さじ1杯
- 卵 1個
- マヨネーズ 大さじ1杯(肉の質量の5%)
- 塩 (全体の質量の0.8%)
- ナツメグ・こしょう 少々
ソース(超簡単Verドミグラス)
作り方
玉ねぎは先に火を通しておく。
あめ色にすると甘みが強く出るので理想ですが
一人分作る場合には時間をかけてられないのでみじん切りにした玉ねぎにラップをしてチンしましょう。
600wで1分半。
こうして柔らかくしておくとハンバーグの歯触りが良くなります。
タネは低温で仕込むことで脂が溶けずジューシーに仕上がるのでチンした玉ねぎは必ず冷やす。
ボウルにすべての材料を入れて混ぜ込む。
混ぜて混ぜて粘り気が出るまで。
よくシェフがやってそうな両手でペチペチするやつですが家でやると肉片が舞うのでボウルの壁面に叩きつけて空気抜きする。
こんな感じで叩きつけたハンバーグのタネがへばり付くとたぶん正解。
焼くときはたわら型にすると中がナマになるので1cmの厚さで扁平にする。
表面に焼き目がついたら一段火を弱めて蓋を閉じて蒸し焼きにする。
ソースはすべての材料を耐熱容器に入れてチンする。
(600wで1分)×2回
あとがき
食後、彼女は必ずこう言いましょう。
「ご飯食べたら眠くなっちゃったね。ね?」
「まだ、、、お腹すいてたりする…?♡」
末永くお幸せに。おやすみなさい。